調理師科の座学はどんなもの?

こんにちは!
調理師科は、いつでも調理実習を行っている訳ではないんです。

国家資格である調理師免許を取得するべく、
定められた時間数、座学や実験をこなさなければなりません!

まず一番に大切にしなければならない、「衛生」です。
公衆衛生学や食品衛生学、さらには衛生法規など、食を仕事にする為に覚えておくべき事は山ほどあります。

そして、調理理論です。
調理実習だけでなく、座学として調理を学ぶ時間です。
その名の通り、理論的な事はもちろんですが、
「葉物や緑の物を茹でる時は塩を入れろ」や、「牛乳にレモン果汁を入れると固まる」など、
昔から言われてきた通説を、実験などを通じて理解してもらう座学もあります。

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この写真は、酸性の溶液(お酢入り)と食塩溶液とアルカリ溶液(重曹入り)の水で
2種の野菜を茹でた画像です。

 

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酸の中でゴボウは白く、いんげんは黄褐色に。
そしてアルカリの中でゴボウは変色&ぐずぐず、いんげんは綺麗な緑が発色しています!

科学的な事をここに書いてしまうと、膨大な量になってしまうので割愛しますが、
このように一般的に言われてきた通説にも、科学的な根拠が隠されていることを
実際に目の当たりにして、理解を深めてもらっています!

より良い職業人になるべく、
学生は毎日頑張っています!!!